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- 2024-1-8
- CATEGORYコラム
子どものむし歯を放置するリスクについて
こんにちは。
福岡県福岡市城南区の二階堂デンタルクリニック です。
「乳歯はいつか生え変わるから、むし歯になっても大丈夫」と思っていませんか?
実はそれ、とても危険な誤解です!
子どものむし歯を放置すると、永久歯の発育や歯並びに深刻な悪影響を与えることがあります。
今回は、子どものむし歯を放置するリスクについて、わかりやすく解説します。
1. 永久歯が生えるスペースがなくなるリスク
乳歯のむし歯を放置すると、症状が進行して歯が早く抜け落ちることがあります。
歯列に空いたすき間は、周囲の歯がそのスペースを埋めようと動くため、次に生えてくる永久歯の生えるスペースが不足してしまいます。
その結果、
- 歯並びが悪くなる
- 矯正治療が必要になる
といった問題が起こりやすくなります。
2. 永久歯にむし歯がうつる危険性
むし歯は細菌感染症です。
進行した乳歯のむし歯は、根の先から細菌や汚染物質が漏れ出すことがあり、下に控えている永久歯に感染が広がることがあります。
さらに、永久歯の発育不全を引き起こすリスクも。
この状態は「ターナー歯」と呼ばれ、永久歯が
- 変色する
- 形がいびつになる
といった問題が発生することもあります。
3. 顎の発育が悪くなる可能性
お子さまの顎の骨や筋肉は、しっかり噛むことで正常に成長します。
しかし、むし歯が進行して
- 噛む力が弱くなる
- 食べ物をしっかり噛めない
といった状態が続くと、顎の成長が不十分になることがあります。
顎の発育に遅れが生じると、将来的にかみ合わせの不具合や顔のバランスの崩れといった問題が発生するリスクも高まります。
4. まとめ – 早期治療でお子さまの将来を守りましょう
このように、子どものむし歯を放置すると、
- 歯並びの悪化
- 永久歯への感染
- 顎の発育不良
といった重大な問題が起こる可能性があります。
お子さまの歯の異常に気づいたら、できるだけ早く二階堂デンタルクリニックまでご相談ください。
私たちは、お子さまの発育やお口の状態に合わせた最適な治療を提供し、健康な永久歯の育成を全力でサポートいたします。
定期検診もおすすめです。早期発見・早期治療で、お子さまの将来の健康を守りましょう。