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- 2024-9-2
- CATEGORYコラム
インプラントは治療後も通院する必要がある?
こんにちは。
福岡県福岡市城南区の二階堂デンタルクリニックです。
インプラントは、人工歯根の埋入手術や上部構造の装着が終わった後も「通院が必要」と聞いたことがあるかもしれませんね。
これは厳密には誤解を招く表現です。なぜなら、インプラント治療後に必要なのは「メンテナンス」だからです。
今回は、インプラント治療後のメンテナンスの重要性や内容についてご説明します。
インプラントのメンテナンスとは?
インプラントのメンテナンスとは、簡単に言うと「定期検診」のことです。
数ヶ月に1回程度の頻度で受ける検診では、人工歯根や上部構造に異常が生じていないかを確認します。
そのため、いわゆる「通院」とは異なり、治療の継続ではなく、インプラントを長持ちさせるためのケアとして行います。
インプラント治療自体は、上部構造の装着と調整が完了した時点で終了します。
なぜメンテナンスが必要なの?
一般的な虫歯治療で装着する詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)などは、定期的なメンテナンスが必須とはされていません。※歯科検診を受けて異常がないかを確認することは重要です!
ただ、インプラントのように定期メンテナンスが必須になるわけではありません。
インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋入する治療であるため、セルフケアが不十分だと顎の骨に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
特に注意が必要なのが「インプラント周囲炎」です。これは歯周病に似た症状を持ち、進行するとインプラントの脱落につながることもあります。
そのため、定期的なメンテナンスが不可欠なのです。
まとめ
このように、インプラント治療後も定期的なメンテナンスが必要ですが、それは治療の延長ではなく、インプラントを健康に維持するためのケアです。
また、インプラントの保証を受けるためには、定期メンテナンスの受診が必須条件となっているケースがほとんどですので、注意しましょう。
インプラントのメンテナンスについてさらに詳しく知りたい方は、福岡県福岡市城南区の二階堂デンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。